幼いころから、ネジをくるくるまわし
やさしい音が聴こえてくるオルゴールが大好きでした。
寄木の美しい箱の中から
シルバーのメリーゴーラウンドがくるくる回りながら
どっしりとしたオークの箱の中から
流れてくる
美しくどこかかわいらしい音に
いつも癒されていました。
オルゴールの始まりは
中世ヨーロッパの時計台から鳴り響く美しい鐘の音です。
のちに幸福が封じ込められていると語り継がれたそうです。
このお話を知って
なんだか持っているだけで
幸せな気持ちになりました。
人間は、
音として耳で認識出来ない
20khz以上の高周波音も
身体で感じることができるそうです。
高周波音は
脳の血流をよくしたり
α波を増やしたり、
ストレス性ホルモンの減少など
癒しの効果も期待でき、
免疫力もあげられると言われています。
ほかにも
脳内の聴覚野を活性化することにより
認知症予防も期待できる
寝る前に聴くと、良質の睡眠がとれる
とも言われています。
健康雑誌のスイスオルゴールの特集では
高血圧・甲状腺疾患・難聴・胃ガン・うつ
低体温・頭痛・花粉症・子宮腺筋症・湿疹
などによいと紹介もされていました。
オルゴール療法という言葉があり
とりいれている病院もあります。
頭や不調な部分の近くにおいて聴く
タオルで巻いて骨伝導で聴く
横になって抱くようにして聴く
などがすすめられています。
高周波音を含む音には
オルゴールのほかにフルートやバイオリン
風や小川のせせらぎ、波の音など
自然の中に多くあります。
しかし現代では
豊かな高周波音のある自然に
触れることが少ないので、
オルゴールは手軽でいいですよね。
ただし
CDなど電気的に録音されたものや
パソコンでの再生音は、
可聴域以外の音域が
ほとんど含まれていないため
高周波は再現できないそうです。
効果や療法について書いてみましたが
私はオルゴールの音が好きなので聴く
好きな音だから癒される
のだと思います。
いろいろと心配事がある今ですが
ベッドに入ってオルゴールの音を聴くと
スムーズに眠りに入ることができ
朝までぐっすり眠ることができます。
実は、少し前に
いろいろと考えることがありすぎて
オルゴールの存在を忘れ
数週間聴かない期間があったのです。
その時は、なかなか寝つけず
夜中に何度も目が覚める
そんな日が続きました。
ある日
オルゴールを忘れていることを思い出し
毎日聞き始めたところ、
きちんと眠れるようになったのです。
2年前に胃がんになった後
がんばった自分へのご褒美として
リュージュの72弁を手に入れてしまいました。
オルゴール療法には
スイスのリュージュ社の72弁以上の
オルゴールが推奨されていて、
曲は、パッヘルベルのカノンがよいと
知っていたので、その通りのものを(^^)
好きな曲と迷ったのですが、
効果のある方を!と思ってカノンに決めました。
オルゴールと言えばスイスのリュージュ。
ずっと高価すぎてなかなか手が出せませんでした。
でも、私にとっては初めての大きな手術を
終えた後に、欲しいんだから買おう!
と思い切りました(^^)
大のお気に入りで、毎晩寝る前に聴いています。
幸せな気分で眠りにつけます。
体にもよい変化があるといいな
とは思いますが、
それよりも音に癒されるのです。