50歳になったある日
人間ドックのクリニックの若い技師さんが
胃がんを見つけてくださいました。

そして
いつもお世話になっている
近所のお医者さんに
細胞をとって調べていただきました。


その結果を聞きに行くと
とても言いにくそうに
「驚かないでくださいね
 早期の胃がんで
 でも早期なので、
 内視鏡ですくいとれるかも・・」
と言われました。

同時にピロリ菌の検査も
していただいていたのですが、
ピロリ菌はゼロでした。


日本人の胃がんの原因の
99%はピロリ菌と言われています。
私の胃には存在しないのに
胃がんになってしまったのです。


そのときに思いました。
私の胃の元気な細胞は
ストレスでがん細胞に
なってしまったのだと・・

だれでも抱えていることですが
私も、仕事、家庭
さまざまなストレスを抱えていました。


それからはいつも
胃に話しかけていました。


「今まで私の思いを
 受けとめてくれてありがとう。」


「切ることになっちゃってごめんね。
 でも、なるべく少なく切りたいから
 もうこれ以上は広がらないでね。」


「残った細胞は大切にするね。」
と・・


がん細胞になってしまったところも
もとは私の胃の正常な細胞です。


元気だった細胞が
私のたくさんの思いを受けとめてくれて、
そして、がん細胞に変わってしまったのです。


自分のからだは自分でつくっている
この言葉をみずからの経験から実感しました。


そして、あとからですが
胃には、憂いや憂うつの感情が
影響をあたえると知りました。


まさにその通りです。
ストレスを抱え
憂うつな気分から抜けだせない
毎日をすごしていたのですから。



がんですから
死についても考えました。


これから、恋愛もして
仕事、結婚、出産をする
娘に寄り添えないという恐怖
申し訳ない気持ち
娘に対する思いばかりでした・・


夫は大人だから
とりあえずは生きていける。


私は、まぁまぁ好きなことしたし
まだ行きたいところもあるけれど
まだやりたいことあるのに!などという
強い思いや後悔はありませんでした。


しかし元気になってからは
もう嫌なことはしない!
ストレスを感じて病気になんてならない!
好きなことだけして生きよう!
と強く思いました。


でも、現実には
ストレスなしで生きることは難しいです。


同じようにストレスを感じても
病気になる人とならない人がいます。
私と同じ環境でも、胃がんにはならない人
もいるかもしれません。


ということは、
私も、ストレスを感じても
それを病気にしないように
消化?解消?すればよいのだと思いました。


なにかあっても、イライラしても
それを長続きさせない
すぐに『まぁいいか』ときりかえようと。


それで今は
フラワーエッセンスのお世話になっています。


もちろんまだまだ
イラッとしたり、はぁと思ったり
いろいろな感情は起こってきます。


一人で生きているわけではないですし
同じ価値観の人間なんて
いるわけではないですから当然です。


でも、以前よりは
その違いを受け入れられ
マイナスの感情をもったとしても
それが長く続かない
そんな風に変われました。


以前は、職場がストレス!
と思っていましたが


『これ』を気にしないようにしたら
快適な職場!と思うようになり


いまでは気にしていた『これ』すら
受け入れられるようになりました。


こうして
マイナスの感情でいる時間を
少しずつ減らして
なにが起こっても
『まぁいいか』と受けとめ
おだやかな感情の時間を
少しずつ増やしたいです。


そうして私は
健康で最強になる予定です。

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